ひとりはこんな格好でした。
- 朝起きたままのようなボサボサの頭
- 謎のチェック折り返し付きの半袖ポロシャツ
- 決してロックなコーディネートではないのに、スタッズの主張するメッセンジャーバッグ
- ブカブカで地面までつくほどのオーバーサイズデニム
- デニムはダメージが結構はいっているが、全体のコーディネートはキレイめ方向
- ブランド不明なブラウンのスニーカーで踵は潰れ、底はすり減っている
もうひとりもアイテムは違いますが、似たような雰囲気でした。
どう思いますか?
何が問題なの?普通じゃない?そう思いますか?
私はこう思いました。
少しでもこだわりを持って、最低限の清潔感を持ち合わせた格好をするべきじゃない?と。
別にブランド品である必要や、モード系のように深いファッションである必要はないんですが、
とてもモノに対するこだわりがあるように感じられなかったんですね。
ダサくても、どこかのお店でマネキンコーディネートをそのまま買う方がマシです。
靴底がすり減っている、かかとが潰れている、シャツがヨレヨレといったことは
そもそも清潔感の問題なので、改善したほうが良いです。
ブカブカデニムや雰囲気の合わないスタッズなんて意味不明です。
トータルでそういうコーディネートならいいと思いますが、統一感なしだと厳しいものがありますね。
つまり、デザイン、機能性、サイズ感、色味、なんでもいいので、価格以外で何か
そのアイテムを買った理由を明確にした方が良いです。
でもわからなすぎて何を選んでもダサくなってしまう。。。
コーディネートの問題は、服にこだわりがない人は最初は難しいですが、
次のことを頭に入れると良いでしょう。
- ジャストサイズを選ぶ
- 同じブランドorショップで選ぶ
- 原色は避ける
- 真っ黒も避ける
- あんまり安すぎるものは避ける
- 高すぎるのも避ける
一番重要なのはサイズ感です。
これが合わなければどんなに良い服でも台無しです。
80%これに尽きます。
また、同じブランドというのは、統一感を出すためです。
ストリート、アメカジ、カジュアル、振れ幅はありますがテイストが変わってくるので
合わせた方が良いです。違うジャンルを取り入れられるのはベーシックをクリアした上級者だけです。
奇抜な色、真っ黒といった色合いも、同じです。
まずはベーシックな組み合わせを揃えましょう。
個性の強いガラもののアウターや、真っ赤なシューズなどは、
無地のアウター、白か黒のシューズを買った後、バリエーションの一つとして買いましょう。
あと、安すぎるものや高すぎるものも避けましょう。
安いもので良いものは少ないのでハズレが多いですし、
高いものは単純にミスったときにダメージが大きいということです。
雑誌を見ても、MensNonnoなんかは、センスも価格も高尚すぎて日常では取り入れにくいですし、
原宿系の奇抜な雑誌は読むことはあっても、なかなか着ることはないでしょう。
一番やりやすいのは、街を歩く人を観察することです。
面倒なようですが、一番わかりやすいですし、着こなしも含めて自分に当てはめて考えやすいです。
あなたと同じ性別で、同じくらいの年の人の格好をよく見てみましょう。
いいな、と思うのがあったらメモしておきます。
例えば最近よく見かけるのが、ホワイトの長袖シャツの袖を少しまくって、ネイビーのチノパンをサイズ感はちょうどくらいで、白いリュックに、ブラックにのスニーカー、といった感じです。
あとは、お店にいくつか入ってみて似ているものを探して、試着して買うだけです。
スタンダードな服装であれば、これでそろえるのが簡単で、結果もついてきます。
店員さんと話して買うのも良いですが、店員さんは当然ですが自分のショップやブランドをすすめます。
なのでショップやブランドが固まっていればいいのですが、そうでない場合はまずは街で探すのが良いでしょう。
Let’s Shopping! こだわりを持とう!