先日クラウドソーシングで仕事を依頼しました。
結果、とんでもないものが出てきたのでみなさんに紹介しますね。
同じみちを通らないように。。。
ブログ記事の依頼をクラウドソーシングのサイトで依頼していました。
テーマは「リフォーム」でタスク形式で依頼していました。
タスク形式というのは、個別に受注者さんと契約はせずに、受注者さんが書いた記事が登録されて、承認、非承認していくだけの簡単な依頼方法です。
単価も安く効率的な反面、落とし穴がありました。。。
記事の依頼といってもいくつかのルールを設定していました。
3つのルールとそれに対してどんな記事が投稿されたかを紹介していきます。
なお、紹介していく記事は実際のものなので、承認しているものになります。
読みやすくするために語尾を「です、ます」にしてほしかったのですが、まったくまもられず。以下のような文章が多々ありました。
「長期にわたりすみつぐことを想定。」
誤字脱字もある程度は許容したいと思っていたのですが、ちょっとひどかったです。
「住宅りろーむ」
悲しくなってきます。。。
意味のわからない文章はそもそもダメですよとルールにしていました。
あたりまえのことなんですが、実際に登録された文章には全体的に文意がくみとりずらい文章のことが多かったです。
で、実際にどんな記事が投稿されたかをみてみましょう。
以下のようなものです。
「住宅太陽炎数は鉄骨コンクリート造の物で47年、木造なら22年で、国土交通省が平成8年忌出した住宅建て替え期間にまつわるデータは日本の住宅は平均築26年で建て替えられるとされて、こうしたことで日本木造住宅の寿命を築25年前後と見る向きが多く、それを過ぎた家は危険とのイメージが、ですが、日本の住宅は・・・」
みるにたえないので、全文は載せませんが、すでにだいぶ手を加えないといけない状況なのがわかると思います。
NGだったら承認しなければお金を払わなくて良いのでは?と思うかもしれません。
でも今回使ったサイトでは、決まりとして 10件依頼したら非承認にできるのは3件まで 、というものがありました。
なので、ひどい記事が3件以上あるともうお手上げです。
決まりを最初に気にしていなかったのも悪いのですが、よく考えるとおかしな話です。
だってこちらが提示したルールを守っていなくてもお金がもらえてしまうのですから、受注者さんはなんでもいいから10件投稿すれば7件はお金がもらえるわけです。
クラウドソーシングの会社さんには、せめてこちらの提示条件を守っているかどうかのチェックは「タスク形式」の仕事であってもやってほしいですよね。
社会人の仕事として決まりも守れないのにお金を払う必要があるのでしょうか?
まだまだ改善の余地がある部分だと思います。
こういうところがしっかりできないとクラウドソーシングの仕組みって世間に拡大して広まらないんだな、と思いました。
クラウドで仕事をするっていう仕組み自体はとても素敵なことなんですけどね。
今回のケース、対策として、1ユーザあたりの投稿を制限できる機能があったので、それを使うことにしました。
いまのところは発注者側で対策をしていくしかないようです。